川越東「チーム力」で4度目の正直を…決勝で浦学にリベンジ誓う

[ 2015年6月24日 05:30 ]

組み合わせが決まり、校名のカードを指す川越東・大南主将

第97回全国高校野球選手権大会 埼玉大会組み合わせ決定

 狙うは「4度目の正直」だ。川越東(埼玉)の大南主将は「決勝に行くまでが一つの壁。そこで浦和学院さんにリベンジをして甲子園に行きたい。他のどの高校より、その思いは強い」と力を込めた。

 新チーム結成後の昨秋の県大会、今春の県大会、そして、関東大会。いずれも決勝で激突し3戦3敗。「真正面からぶつかったら及ばない。駆け引きや、走塁面、戦術など細かいところでやっていく」と、チーム力で勝負する構えだ。日々の練習では「考える野球」をテーマに、ミーティングでは選手同士の意見をぶつけ合ってきた。

 2年前の夏には決勝進出を果たしながら浦和学院に1―16の大敗。先輩の無念をスタンドから見ていた大南主将は「関東の決勝では僅差の試合(2―4)ができた。何とか勝ちたい」と、春夏通じて初の甲子園を目標に掲げた。

続きを表示

2015年6月24日のニュース