燕・館山 1軍復帰へファーム離れる「言葉にはならない想い」

[ 2015年6月22日 19:43 ]

ブログを更新し、ファームを離れたことを報告したヤクルト・館山昌平

 右肘じん帯再建手術からの復活を目指すヤクルトの館山昌平投手(34)が22日、自身のブログを更新。「2軍が休日の今日、ファームを離れることになりました。まだ正式に1軍登録されるわけではないのですが、ファームを離れて1軍で練習参加できるまでになりました」と報告し「言葉にはならない想いでいっぱいです」と心境をつづった。

 「2013年4月5日に神宮のマウンドを降板し、2度の靭帯再建手術に費やした2年2カ月のリハビリ過程も終え、イースタンリーグでも相手やチームの先発陣としっかり勝負してきました」と振り返り、それだけに「言葉にはならない想いでいっぱいです」と気持ちを表した。「最終目標はまだ先にありますが、ひとつステップできたことをご報告させていただきます」とした。

 今年4月29日、イースタン・リーグ、ロッテ戦(ロッテ浦和)に先発し、389日ぶりの実戦復帰。1イニング打者6人を相手に28球を投げ、2安打1四球の2失点。最速は148キロだった。

 今月18日にはイースタン・リーグ、楽天戦(コボスタ宮城)に先発。術後最多の105球を投げ、6回6安打5失点だった。真中監督は「結果どうこうではない。回復具合を見て問題がなければ行かせたい」と語った。

 2008年から5年連続で2桁勝利を挙げた右腕エース。順調なら28日の巨人戦(神宮)で814日ぶりの1軍マウンドが見込まれる。

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2015年6月22日のニュース