ついに覚醒?雄星 7回0封4連勝 高速スライダーで三塁踏ませず

[ 2015年6月22日 05:30 ]

<オ・西>7回無失点で4勝目の菊池

パ・リーグ 西武8-0オリックス

(6月21日 京セラD)
 一球一球、丁寧に腕を振った。西武・菊池が7回無失点で、自身4連勝。最速151キロの直球を軸に散発3安打で「直球で押せたのが良かったです」。試合中、スピードガン表示を確認する姿も見せ「(スピードを)意識しちゃいましたね」と笑うほど、直球が切れた。

 さらには「膨らみをなくした」という140キロ台の高速スライダーも披露。「新球」を織り交ぜ、三塁を踏ませなかった。

 前回13日のヤクルト戦(西武プリンス)は7回終了時点で137球だったが、この日は103球。課題だった四球は2回の2つだけで、田辺監督は「ますます安定感を増してきたね」と全幅の信頼を置いた。金子との投げ合いを制し「緊張感のある中で、投げられたことが良かった」と胸を張った左腕。17日に24歳になったばかりのプロ6年目左腕が、覚醒の時を迎えた。

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