Bジェイズ指揮官、警告試合に抗議し退場 主砲絡みで過去に因縁

[ 2015年6月20日 10:59 ]

球審に激しく抗議するブルージェイズのジョン・ギボンズ監督 (AP)

ア・リーグ ブルージェイズ―オリオールズ

(6月19日 トロント)
 ブルージェイズのジョン・ギボンズ監督(53)が19日に行われたオリオールズ戦で退場処分を受けた。

 初回のブルージェイズの攻撃、主砲のバティスタが打席に立つとオリオールズ先発のライトから胸元をかすめる死球を受け、球審は即座に両軍ベンチに対して警告試合を宣告した。

 バティスタは打席内でライトを一瞬にらみつけ、捕手のウィータースとも言葉の交換があったが、すぐに冷静さを取り戻して一塁へ。ところが、三塁ベンチからギボンズ監督が本塁へ赴き、球審に警告試合の宣告について抗議。ほどなく今季2度目の退場を命ぜられた。

 その後、クルーチーフも両者に加わりギボンズ監督に警告試合となった経緯を説明。実は、両軍の間ではバティスタ絡みで過去に因縁があり、今季も4月に同選手が本塁打を放った際にバットを派手に放り投げるなど相手を挑発。その後、イニングの間にオリオールズのジョーンズと口論する事態にまで発展していた。

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