楽天 代役・戸村が救った!4・28以来の5割復帰

[ 2015年6月20日 05:30 ]

<ロ・楽>5回1失点で4勝目を挙げた戸村

パ・リーグ 楽天2-1ロッテ

(6月19日 QVC)
 試合後、報道陣の前に姿を現した楽天・戸村の口からは思わず本音が出た。

 「勝っちゃった」

 想定外の先発でつかんだ4勝目に自然と頬が緩んだ右腕。「僕にとってはチャンスだと思い、とにかく一生懸命投げた。ここで良い結果を出せば、良いアピールになると思った」と振り返った。

 予告先発の辛島が、この日の朝になって背中の痛みを訴えて登板を回避。大久保監督に「おまえで行くよ」と指名されたのは試合開始3時間前だった。5月10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来、40日ぶりの先発マウンド。初回、いきなり先頭の清田に右前打を許したが、続く鈴木は一ゴロ併殺で流れに乗った。5回まで6安打を浴びながら1失点で切り抜けて「ランナーを出しても粘れたし、何とか与えられた役割に応えられた」と胸を張った。

 今季は開幕ローテーション入りも不振で中継ぎに配置転換。5月27、28日の阪神戦(甲子園)では2戦連続サヨナラ負けを喫するなど救援でも失敗が続いたがここ3試合は無失点投球。期待以上の好投に大久保監督も「5回を投げてくれれば十分。よく投げてくれた」と拍手を送った。銀次、嶋ら主力選手の故障が相次ぐ中で、チームは4月28日以来となる勝率5割に復帰。指揮官は「とにかく協力しあうのが大事」と語気を強めた。逆境を乗り越える強さが今の楽天にはある。

 ≪球団2人目≫楽天は予告先発の辛島が回避し、代わりに先発した戸村が勝利投手。予告された先発投手が回避し代役が勝つのは、5月17日阪神戦の武藤(中=吉見が回避)以来8人目。楽天では12年7月6日の西武戦で、塩見が田中(右脇腹痛)の代役で勝って以来2人目だ。

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