“第6の助っ人”阪神ペレス ゴメスと共闘!母国のチームメートだった

[ 2015年6月20日 05:30 ]

縦じまのユニホームに袖を通しスイングを披露するペレス

 阪神が第6の助っ人として獲得したネルソン・ペレス外野手(27=ルートインBCリーグ・石川)が19日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見し「すべてにおいて自信を持っている」と強気な発言に終始し、下克上宣言した。背番号は95。昇格に向けたアピールをするべく、20日のウエスタン・リーグ、広島戦(鳴尾浜)で「阪神デビュー」を飾る。

 立場は6番目でも、実力はその通りではない。ゴメスにもマートンにも負けるつもりはない。縦ジマのユニホームに袖を通したペレスの口調は、時間の経過とともに熱くなった。

 「パワーはもちろん、走力、守備力、すべてにおいて自信を持っている。どこか一つではなく、全部の面を見てもらえれば。自分に出来ることをやっていきたい」

 昨季に首位打者を獲得するなど実績十分のマートンが、不調を脱せずにいる。その影響もあってか、ゴメスも昨季の活躍が見えない。両助っ人への刺激はもちろん、中村勝広ゼネラルマネジャーが「走攻守そろった選手」と話すように、素直に実力も評価され獲得へとつながった。

 マートンについては「素晴らしい選手なのは知っている」と話すに留めたが「成功するために日本に来た」と話すようにハングリー精神に満ちたドミニカン。M砲のポジションを虎視眈々と狙っていることは間違いない。

 加えて、一塁経験もあることからゴメスの代役としても稼働可能だ。そのゴメスとは、ドミニカ共和国のウインターリーグで3年間チームメートだったこともあり、入団決定時には連絡し「日本一になれたらいいね」と共闘を誓った。頼れる先輩としてグラウンド内外で助言をもらいつつ、超えることも視野に入れている。

 BCリーグ・石川では30試合に出場し、打率・324で本塁打はリーグトップの7本を記録。かつてロッテでプレーしたこともある石川のフランコ選手兼任監督も「打てる、走れる、守れる、そして肩も強い」と太鼓判を押す。3カ月の短期間だったが、同僚との別れの際には感極まって涙を流したという熱い部分もある。

 「日本でキャリアを終えるくらいの気持ちでいる。チームのために一生懸命戦い、しっかりと結果を残したい」

 第一歩として、20日のウエスタン・広島戦に、さっそく左翼で出場予定。ジャパニーズ・ドリームを追い求める男の下克上が始まる。

 ≪ネルソン・ペレス≫

 ★出身 1987年11月16日生まれ。ドミニカ共和国出身。

 ★サイズ&投打 1メートル91、98キロ。右投げ左打ち。

 ★家族構成 婚約者のベレニセさん(24)と娘のネベリンちゃん(1)の3人家族。現在は単身で来日。

 ★憧れの選手 大リーグ・レッドソックスのデービッド・オルティス。

 ★特技 バック転。

 ★好物 母国ドミニカ共和国の郷土料理である「ライス&チキン」。

 ★好きな日本語 「ありがとう」。理由はよく使うし、良い言葉だから。

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