阪神 早大・茂木を上位リストアップ 他球団も高評価の内野手

[ 2015年6月20日 08:00 ]

阪神がドラフト上位候補にリストアップする早大・茂木

 阪神が今秋ドラフト上位候補として、早大・茂木栄五郎内野手(4年)をリストアップしていることが19日、分かった。球団幹部が「プロでは1、2番タイプのアベレージヒッターだが、本塁打が増えるなど評価を上げてきている。セカンドも守れますからね」と高評価しており、この日、西宮市内の球団事務所で開催したスカウト会議でも確認したもようだ。

 茂木は、1メートル71、75キロと体格的には恵まれていないが、打撃センスは抜群で1年春から東京六大学のリーグ戦に出場。3年生だった昨秋リーグ戦では打率・514で自身初の首位打者を獲得した。加えて今春は、3年間で通算3本塁打だったのが、5本塁打とパワーアップしているところも見せつけた。

 大学日本一に輝いた全日本大学野球選手権でも、4試合で打率・615、2本塁打、8打点の数字を残し、大会最優秀選手賞と首位打者賞に輝いた。同選手権を視察した際、中村勝広ゼネラルマネジャーも「もともと打撃センスが良い。下級生からずっと追いかけている」と語ったように、しっかりと成長を遂げている。

 現在は三塁を守っているが、二塁もこなせるという。阪神に目を向ければ、遊撃に鳥谷、二塁には上本といずれも早大OBがレギュラーを任されている。仮に茂木が入団となれば、早大トリオで内野の布陣を固めるケースも十分に考えられる。

 球団は生え抜き選手がチームの主力となっていくことを理想としている。アマ球界屈指の好打者には、中日など他球団も高評価しているが、一歩も引くつもりはない。実りの秋へ、今後も密着マークを続けていく。

 ◆茂木 栄五郎(もぎ・えいごろう)1994年(平6)2月14日、東京都生まれの21歳。小金井南中では武蔵府中シニアに所属。桐蔭学園では1年秋からレギュラー。甲子園出場はなし。早大では1年春にリーグ戦デビューし、1年春、4年春にベストナイン。3年秋に首位打者。通算69試合で打率.322、8本塁打、48打点。1メートル71、75キロ。右投げ左打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2015年6月20日のニュース