父はオリックス２軍監督　専大松戸・岡本主将「一戦必勝」

　第９７回全国高校野球選手権大会（８月６日から１５日間、甲子園）の千葉、群馬、福岡、長崎、南北海道大会・室蘭支部の組み合わせが１９日、決まった。千葉大会は船橋法典―志学館で開幕。春県大会優勝の専大松戸は春夏通じて初の甲子園出場を目指す。また、１８日に抽選が行われた福島大会は時間と球場が決定した。

　悲願の甲子園切符へ、専大松戸の初戦は１４日に決まった。オリックス・岡本哲司２軍監督の三男・良樹主将は「打撃と走塁に力を入れて練習している。足元を見つめて一戦必勝」と力を込めた。今春は野手としての出場が多かった今秋ドラフト候補の１４８キロ右腕・原も順調な仕上がり。「連投しても球威が落ちなくなってきた」と手応えを口にしており、激戦の千葉を勝ち抜く準備は整った。