和田、史上最年長2000安打!谷繁超え42歳11カ月で達成

[ 2015年6月11日 19:04 ]

<ロ・中>2000安打を達成し、祝福された和田

交流戦 中日6―0ロッテ

(6月11日 QVCマリン)
 中日の和田一浩外野手(42)が11日、QVCマリンで行われたロッテ戦で2安打を放ち、史上45人目となる2000安打を達成した。プロ通算1903試合目、42歳11カ月で大台に到達。一昨年に42歳4カ月で達成した谷繁元信捕手を抜き、史上最年長での記録達成となった。

 初回2死満塁の場面で三遊間を抜く2点適時打王手をかけると、2回、2死一塁から左翼線へライナー性の当たりを放ち一気に決めた。

 13年に2000安打を達成した中日の谷繁兼任監督、ロッテの井口資仁内野手(40)が花束を渡し、記録達成を祝福した。

 大学、社会人を経て24歳でプロ入り。初めて規定打席に到達したのはプロ6年目で30歳になる02年と遅咲きだったが、そこからハイペースで打ち続け、14年度シーズン終了時で1985安打。昨年8月に死球で右手を骨折した影響で今季は出遅れたが、5月26日に復帰。順調に安打を積み重ね、43歳を間近にしてもまだまだやれる姿を見せている。

 ▼和田の話 思いのほかすんなりいったので、びっくりしている。これを一つの区切りとして、また次の一歩を踏み出していきたい。

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