オリックス　痛恨ミスで３連勝逃した　福良代行選手責めず…

＜中・オ＞８回２死一、三塁、打者・森野の時、伊藤の捕逸で三塁走者・平田がホームイン。投手・塚原

交流戦 オリックス３－４中日

（6月7日 ナゴヤＤ）
　オリックスが痛恨のミスで３連勝を逃した。１点リードの８回、岸田が小笠原に同点犠飛を許し、さらに２死二塁となると塚原にスイッチ。

　だが、塚原がルナの投ゴロをつかみ損ねて一、三塁とすると、続く森野の初球にフォークがすっぽ抜け、これを伊藤が後ろに逸らした。捕逸で決勝点を献上し塚原は「フォークが落ちなかった」と肩を落とした。

　福良監督代行は「（塚原は）打ち取っていただけに（悔やまれる）ね」とバッテリーミスを責めなかったが、勝てる試合を落としただけに複雑な表情だった。打撃不振のため６番に降格していた糸井が、この日から３番に復帰。５回に６号２ランを放つなど、明るい話題もあった。「やっぱり嘉男が打たないとダメということ」と、改めて巻き返しのキーマンに指名。今季２０度目の逆転負けとなったが、何とか浮上の兆しを探している。

　▼オリックス・西（５回に和田に２ランを浴びて６回２失点）あの回だけボールが高く浮いて、悔やまれる。もっと長いイニングを投げられればよかった。