巨人・阿部 首痛で登録抹消 原監督「戦えるコンディションではない」

[ 2015年6月7日 13:12 ]

6日のソフトバンク戦の9回無死一塁、空振り三振に倒れた阿部(左)の奥で険しい表情の原監督

 巨人の阿部慎之助内野手(36)が7日、首の痛みのため出場選手登録を抹消された。コンディション不良を訴え、今月2日のオリックス戦(東京ドーム)を欠場。その後も途中出場を続けていた。前日のソフトバンク戦(東京ドーム)の9回にはマスク越しにファウルを受けたが、阿部は「ファウルチップがダメージが大きかった」と明かした。

 原監督は2人で話し合ったことを明かした上で「(ファウルを受けたことも)悪い方向にいったということ。今は戦えるコンディションではない。いると使いたくなるし、存在は大きい。コンディションを整わせることを一番に考えます」と説明した。

 阿部は「あんまりいい状態ではないので、こうなってしまった。チームに迷惑をかけて申し訳ない。しっかり治してまた上がってこられるように、2軍で療養したりリハビリをしたりして戻れるようにしたい」と話した。

 首位争いをするチームだけに、大黒柱の離脱は痛い。代わって加藤健捕手(34)が1軍昇格した。

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