右打者ズラリ8人!和田 好投も「慎重にならざるを得なかった」

[ 2015年6月2日 05:30 ]

<カブス・ロイヤルズ>強打のロイヤルズ打線相手に6回途中まで2安打1失点の和田(AP)

インターリーグ カブス2―1ロイヤルズ

(5月31日 シカゴ)
 カブスの和田は、チーム打率30球団トップ(・278)を誇るロイヤルズ打線相手に6回途中まで2安打1失点と好投したものの、またも援護がなく今季初勝利はお預け。「イニングを稼げなかった。強力打線に慎重にならざるを得なかった」と歯切れは悪かった。

 0―0の6回2死からケーンを四球で歩かせ、球数は96球に達し降板。救援投手が適時打を許し、和田に失点が記録された。「四球を出したのが悔いが残る。最低でも6回を投げるつもりだった」。延長11回にサヨナラ勝ちしたが、粘れなかったことを悔いた。

 それでも故障者リストから復帰後、3試合で防御率2・30。対戦相手は右打者を並べてくるケースが多く、この日も8人が右だった。その右打者を被打率・143と圧倒。昨季は右への被打率が・270だったが課題を克服している。「結果が問われる立場。代えはいくらでもいる」と表情を険しくした和田。あとは内容に結果を伴わせるだけだ。

続きを表示

この記事のフォト

2015年6月2日のニュース