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4―0から逆転負け…阪神“おかわり自由”3発9ランやられすぎ

[ 2015年6月1日 05:30 ]

<西・神>7回2死一、二塁、中村(左)に逆転3ランを打たれる安藤

交流戦 阪神4-9西武

(5月31日 西武D)
 阪神は31日、西武戦(西武プリンス)で4点リードを守れず痛恨の逆転負けを喫した。7回、1点差とされ、なお2死一、二塁から前日30日にも2本塁打された中村に2番手の安藤が逆転3ランを浴びた。2試合で3発9ランを浴びる惨状で連敗。5月の日曜日は5戦5敗となり、5月も負け越しとなった。

 あってはならない光景が映し出されたのだから、悲劇としか言いようがない。4―3で迎えた7回2死一、二塁。3番浅村を見逃し三振に仕留めた2番手・安藤に、すべてを託したが、中村に狙い通りに投じた内角シュートを左中間スタンドまで運ばれた。ナインの誰もが呆然とする逆転3ラン。試合後、和田監督のかすれ気味の声に、無念さが詰まっていた。

 「(能見は)7回にガタッときたね。下位打線だから行かせたのではなく、何とかしのいでほしかった。4点リードのゲームで逃げ切らないといけない。能見のゲームで、後ろも含めて逃げ切らないといけなかった」

 魔の7回だった。4―1とリードし、相手先頭は7番木村。鳥谷の好守も一歩及ばず、微妙なタイミングの遊撃内野安打を許したのが、悪夢の始まりだった。序盤から全力投球で西武打線を封じ込めていただけに、能見にも疲労の影が忍び寄っていた。無死二、三塁とされ渡辺の中犠飛で2点目を失うと、続く秋山には左前適時打を浴び1点差。栗山に四球を与えたところで降板となった。 声をからし声援を送った虎党にとって、最大のショックは前日に満塁弾を含む2発6打点をマークされた「おかわり君」に、またしても打たれたことだろう。指揮官も反省を込めて言葉をつないだ。「防ぎようがないと言ったら商売にならない。あそこを抑える工夫をしないといけなかった」。阪神サイドも研究に研究を重ねたはずだが、結果は2日間で計3発9打点。大阪桐蔭OBで大阪出身のスラッガーに、いいようにやられた。

 「(序盤の拙攻は)言い出すときりがない」。打てずに開幕から苦しんでいる打線がつながっただけに、和田監督にとっても勝率5割復帰に失敗する痛恨の1敗。今季初となる2カード連続の勝ち越しも逃した。

 嫌なデータは続くもので5月の日曜日は5戦全敗に。また、今季のデーゲームは8勝14敗と負けが6つも先行した。気休めと言えばそれまでだが、2日からのロッテ3連戦(甲子園)はすべて、貯金4を誇るナイトゲーム。本拠地の大観衆の力も借りて仕切り直すしかない。

 ≪5月も負け越し≫阪神は4月の13勝14敗(3月の3勝1敗を含む)に続き、5月も12勝13敗の負け越しで終了。2カ月連続の負け越しは昨年5月(9勝15敗)、6月(6勝11敗1分け)以来。開幕からに限ると07年4月(12勝13敗1分け、3月の1勝1敗を含む)、5月(10勝14敗)以来8年ぶり。

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