イチロー　８戦ぶり先発で１安打　歴代40位ビスケルに並ぶ2877安打

２回、生還し笑顔を見せるイチロー（ＡＰ）

ナ・リーグ マーリンズ３―４メッツ

（6月1日 ニューヨーク）
　米大リーグ、マーリンズのイチローは５月３１日（日本時間１日）、 ニューヨークで行われたメッツ戦に「５番・ゼンター」で５月２２日以来８試合ぶりに先発。２回に安打を放ち、メジャー通算２８７７安打とし、オマー・ビスケルと並んで歴代４０位に浮上した。

　「リトル・オー」の愛称で親しまれたビスケルは右投両打の遊撃手。身長は１メートル７６と小柄だが、マリナーズ、ジャイアンツ、レンジャーズなど２４年間プレーし、１９９３年から２００１年にかけて９年連続受賞を果たすなどゴールドグラブ賞を計１１回受賞している。

　２回には先頭打者で打席に立ち、中前打で出塁、ソラーノの右前打で三塁まで進み、イエリチの遊ゴロ間に同点のホームを踏んだ。４回の第２打席は三飛、６回の第３打席は遊ゴロで、７回に２番手投手のシシェクがイチローに代わって５番に入り交代。この日は３打数１安打、１得点、打率は・２８７となった。

　試合は３―４で敗れ、マーリンズの連勝は２で止まった。