トホホ…中日・谷繁兼任監督ぎっくり腰交代 登録抹消示唆

[ 2015年5月29日 05:30 ]

<中・ソ>3回無死、谷繁(右)は中前打を放つも厳しい表情でベンチへ戻る

交流戦 中日2-7ソフトバンク

(5月28日 ナゴヤD)
 チームにとっても、指揮官にとっても痛い敗戦だった。先発マスクを被った中日・谷繁兼任監督が3回に中前打を放った直後に松井雅と交代し退いた。試合後、「軽いぎっくり腰」の症状を感じたことを明かし、「あすの状態を見てから。何日か無理だと思うので考えないといけない」と、29日にも自身の出場選手登録を抹消する可能性を示唆した。

 試合前練習のシートノック時に痛みを覚えたと言い「出られるくらいだったが、だんだん(試合が)進むにつれて、きつくなった」と説明した。

 「状態が良くなかったので一度、スタートでいこう」と不振が続く山井と今季初めてバッテリーを組んだが「山井に悪いことをした」と話した。投手陣は7、8回の2イニングで7失点。もし指揮官が守っていれば、違った展開になっていたかもしれない。逆転負けで2連敗となり借金は3。ここで扇の要を欠くことは大きな痛手となる。

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2015年5月29日のニュース