清武氏執筆書籍裁判 出版社側控訴棄却

[ 2015年5月29日 05:30 ]

 巨人の球団代表を解任された清武英利氏(64)が執筆に関わった書籍の復刻版をめぐり、読売新聞東京本社が出版差し止めなどを求めた訴訟の控訴審判決で、知財高裁は28日、出版元の「七つ森書館」(東京)に販売禁止と171万円の賠償を命じた一審東京地裁判決を支持し出版社側の控訴を棄却した。

 富田善範裁判長は「(当時社員だった)清武氏を含む読売新聞の9人の記者が職務で執筆した」として、読売側に著作権があると指摘した。

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2015年5月29日のニュース