東大生が!リーグ史上初1年春初打席ランニング弾「足が…」

[ 2015年5月25日 05:30 ]

<東大・法大>7回1死、ランニングホームランを放った東大・竹中はヘッドスライディングで生還

東京六大学野球第7週第2日 東大2―6法大

(5月24日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。前日に連敗を94で止めた東大は法大に2―6で敗れ1勝1敗のタイ。02年秋以来の勝ち点奪取は3回戦に持ち越しになったが、山田大成内野手(2年)がリーグ戦1号本塁打、竹中良太投手(1年)がリーグ戦初打席でランニング本塁打を放ち、00年春以来15年ぶりに1試合2本塁打を記録した。明大は立大に連勝し4位が確定。高山俊外野手(4年)は2安打を放ち、歴代6位タイの通算117安打とした。

 20歳の1年生は無我夢中だった。7回1死で代打に出た東大・竹中は2球目のスライダーを捉え、右中間を破った。相手野手の交錯もあって打球が転々とする間、50メートル6秒5の足を懸命に運んで本塁へ頭からダイブ。リーグ史上初となる1年春の初打席でのランニング本塁打に「足がもつれちゃって恥ずかしかった。自分でもびっくり」。

 登録は投手。修道(広島)から2浪の末に入学し3月下旬から練習に合流した。入部当初は筋肉痛に襲われ、体の負担を配慮されて現在は投球練習もしていない。それでも「遅れを取り戻す」と一日最大1000スイングに励んだところ浜田一志監督の目に留まった。「素振りで良い音が鳴っている選手はどんどん出す」との方針の下、連敗を94で止めた前日23日の1回戦で初めてベンチ入りしたばかりだった。

 4回は山田が右越えソロ。1試合2発は東大では00年春・早大戦以来だったが、4失策が響いて敗れた。前夜、祝勝メールが250件も来たという浜田監督は「あす全力を尽くして勝ち点を取る」と気合を入れ直した。

 ◆竹中 良太(たけなか・りょうた)1994年(平6)6月4日、山口県岩国市生まれの20歳。小3から野球を始める。美川中時代はヤングリーグ・SAダイヤモンズに所属。修道3年夏はエースで4番も広島大会1回戦敗退。高校通算9本塁打。東大では理科1類に在籍。家族は両親と弟2人。1メートル75、82キロ。右投げ左打ち。

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