オリ金子炎上6失点…セットで“失速”直球130キロ台、本来の姿遠く

[ 2015年5月24日 05:30 ]

<オ・ロ>2回1死満塁、清田に左越え満塁弾を打たれた金子はマウンドに座り込む

パ・リーグ オリックス5-6ロッテ

(5月23日 京セラD)
 オリックス・金子は打球をぼう然と見送るしかなかった。2回、1死満塁から清田に浴びた左越え満塁弾。3年ぶりのグランドスラム被弾など予想しえなかった復帰戦に「期待に応えられなかったのが申し訳ないし、悔しい」と絞るように言葉を発した。

 自らのイメージと実際の球に「ずれはなかった」と話したが、制球の乱れなど本来の力ではなかった。初回、先頭の清田に投じた直球に147キロを計測しながら徐々に球速は下がり、セットポジションでは130キロ台まで下降。3回の2死三塁では福浦に投手強襲の適時内野安打を打たれ、3回7安打6失点で60球のKO劇となった。

 まさかの結末にも森脇監督は「女々しいことを言っても仕方ない。打たれたから、どうこうはない」と次回の先発起用を明言。13日に実戦形式のシート打撃登板を1度こなしただけの“ぶっつけ本番”の影響を否定した。ただ、高山投手コーチは「(中6日での登板に)もちろん、その方向でいけると思うが、明日の肘の状態を確認してから」と慎重で、有事の際には、この一戦から中継ぎに回った松葉などを含めて、先発ローテの再編も視野に入れた。

 金子は「僕がいないことで迷惑を掛けた」とチームの低迷に気をもんだが、エースが復帰しても白星に見放され、4連敗で今季最多を更新する借金14。両リーグ最速の30敗目となった。上位陣との差は開く一方で、浮上のきっかけがほしい。

 ≪1イニング5失点は3年ぶり≫今季初登板の金子(オ)が清田の満塁弾を含む3回6失点で敗戦投手。満塁被弾は06年4月18日の新庄(日)、12年5月16日の高橋由(巨)に次いで3本目。1イニング5失点も、前記12年5月16日巨人戦の初回5失点以来3年ぶり。

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