東大応援部 喜び爆発 主将は智弁和歌山出身「母校の名誉のためという気合」

[ 2015年5月23日 22:10 ]

<東大・法大>94連敗が止まり喜び合う東大応援スタンド

東京六大学野球春季リーグ戦 東大6―4法大

(5月23日 神宮)
 延長10回、東大の楠田創外野手の打球が法大守備の乱れにつながり、勝ち越しの5点目が入るとスタンドでは応援部の部員が肩を組み、三塁側スタンドの盛り上がりは最高潮に達した。長く続いた連敗が止まると喜びが爆発。23日の神宮球場で東大が6―4で法大を振り切り、ついに勝利を挙げた。

 約60人の部員をまとめ、羽織はかま姿で声をからしたのが応援部の山東駿主将。「率直にうれしい。選手におめでとうと言いたい」と神宮での初白星を喜んだ。

 入部のきっかけは入学直後の2012年4月。試合に敗れても「そんな雰囲気を感じさせなかった」と声援を送る先輩たちに憧れて決意した。

 和歌山県出身の21歳。高校野球の強豪として知られる智弁和歌山高時代も応援団に所属し、甲子園のアルプス席で何度も声援を送った。ただ、同校の応援団は夏の地方大会前に結成する「急造チーム」だった。高校と異なり、大学では勝利と縁遠かったが「母校の名誉のためという気合が高校と大学では大違い」と勝利を信じ続けた。

 楠田外野手は試合後、「スタンドの声援で勝利を実感した」と感謝した。努力が報われた山東主将だが、満足はしていない。「全部終わって勝ち点を取ってからほっとします」と爽やかに笑った。

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