オーナーあきれた…オリ今季最悪借金13 5位にも5ゲーム差

[ 2015年5月23日 05:30 ]

<オ・ロ>8回、デスパイネに7号2ランを打たれる塚原

パ・リーグ オリックス0-2ロッテ

(5月22日 ほっと神戸)
 悪夢を見ているようだった。緊迫した投手戦が8回、一瞬で崩れた。2死までこぎ着けながら、オリックス・佐藤達が今江の頭部に死球を当てて危険球退場。緊急登板した塚原がデスパイネに2ランを浴びて、均衡が崩れた。重くのしかかった2点を最後まで取り返せず、3連敗で借金は今季最多を更新する13となった。

 森脇監督は「際どい勝負を急がずに、味わうぐらいのものが必要だった。大胆にいくところと繊細さと、メリハリが出てこなければ」と苦々しく振り返った。予期せぬ危険球退場で踏ん張る力は今のチームにはない。観戦していた宮内義彦オーナーは9回2死で席を立ち「コメントないわ」と一言だけつぶやいて、球場を離れた。

 もはや危機的状況だ。首位争いを演じるAクラスははるかに遠く、5位の楽天ですら5ゲーム差。これ以上、借金を抱えれば浮上の期待は薄れてしまう。その土壇場で、金子がマウンドに帰ってくるのも、ある意味運命だ。昨年は、チームの連敗を5度も食い止めただけに、エースの復帰で歯車を戻したい。

 高山投手コーチは「準備はできたということ」と託すつもりだ。だが、右肘手術からの復帰戦で万全とはいかない。今季は2軍戦でも登板しておらず、今後も中6日でローテーションを回せるかは予想できない。そのためチームは、金子の登板間隔を開けるローテ再編も視野に入れており、現状、ドラフト1位の山崎福らにバックアップ要員の準備をさせている。

 開幕戦のあった金曜日は、これで今季8戦8敗。金子が開幕投手を務めていれば…は禁句だが、もはや奇跡を起こすには昨季の沢村賞右腕の力なくしては考えられない。期待を一身に背負い、エースはマウンドに上がる。

 ▼オリックス・塚原(デスパイネに2ランを浴び)四球でもよかった。欲張りすぎた。肩は一度つくっていたので、無理ではなかった。

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