主砲不在で…ヤクルト泥沼9連敗「かみ合っていない」

[ 2015年5月17日 05:30 ]

<巨・ヤ>汗をぬぐう真中監督

セ・リーグ ヤクルト2-3巨人

(5月16日 東京D)
 連敗がついに、昨年4月以来の9まで伸びた。ヤクルト・真中監督は「かみ合っていない。投手も打者も」とため息を漏らす。流れに乗れないチーム状況を象徴するように、この日も打線にあと一本が出なかった。

 2―3の6回1死二、三塁から、前の打席で一時同点となる右越え2ランを放っていた川端が、外角直球に見逃し三振。「自信を持って見逃したが、三振をしてはいけない場面。あの三振が勝負を決めてしまった」と悔いた。さらに2死満塁となってから雄平が右飛に倒れ、「きょうは全て僕の責任」とうなだれた。

 バレンティンの長期離脱が決まり、右肩痛で2軍調整中のミレッジの1軍復帰は早くても19日。「打線をいじるのは難しい。今のメンバーでやっていくしかない」と話す指揮官の表情には、落胆の色がにじんでいた。

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2015年5月17日のニュース