広島 ツアー1300人応援届かず…ジョンソン8戦目の初被弾

[ 2015年5月17日 05:30 ]

<広・D>4回に2点を失ったジョンソンはヒゲをさわりながらベンチへ戻る

セ・リーグ 広島1-2DeNA

(5月16日 マツダ)
 貸し切り新幹線で来場したカープ女子ら、1300人の応援は届かなかった。広島は今季39戦目で早くも16回目の1点差負け。打線は再三の好機にあと1本が出ず、ジョンソンは8試合目での初被弾が初黒星に直結、文字通り1球に泣いた。

 前日昇格したシアーホルツが体調不良で欠場。1回1死満塁の好機でロサリオ、小窪が連続三振すると、空気は途端に重くなった。得点は木村の右犠飛による4回の1点のみ。4月4日、中日戦以来のスタメンで3打数無安打に終わった小窪は「何とかしたかったけど…」と肩を落とした。

 助っ人左腕には不運だった。3回零封した時点でマツダでの開幕からの連続無失点を25イニングとし、09年にシュルツがマークした24イニングを更新したが、4回に落とし穴が待っていた。1死からロペスを四球で歩かせ、バルディリスに2ラン被弾。直球を内角へ投じるはずが甘く入り「状態はよかったが、1球のミスで試合に負けた」と悔いた。

 1点差の試合はこれで7勝16敗。昨季が年間で18敗だったことを思えば異常に多い。緒方監督は「ミスも多いし、あと1本が出ないことを含め、しっかり指導していきたい」と力なく話した。

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