オリまた1点差負け…2点守りきれず逆転負けは15度目

[ 2015年5月16日 05:30 ]

<日・オ>6回、逆転を許し降板する東明(手前)と森脇監督

パ・リーグ オリックス2-3日本ハム

(5月15日 札幌D)
 屈辱だ。オリックスが日本ハムの有原にプロ初勝利を献上した。プロの洗礼を浴びせるべきドラフト1位右腕に6回で4安打に抑えられた。

 幸先はよかった。初回1死一塁から中島が右前打でつなぎ一、三塁。ここでカラバイヨが右前に先制適時打。しかし、以降は凡打の山を築かされた。6回にカラバイヨが7号ソロを放って再び意地を見せたが、連打が初回のみでは攻略もおぼつかない。森脇監督は「優秀な投手。さすが、というものをもっていた」と、相手ルーキーを自嘲気味に称えるしかなかった。

 わずかな勝機はC砲が挙げた2点を守りきることだったが、今季のオリックスにその力はない。これで1点差負けは10度目で、逆転負けは15度目。借金返済へ、カード勝ち越しを重ねることが必要だが、カード初戦は7連敗。いばらの道は続く。

続きを表示

2015年5月16日のニュース