マートン14戦ぶり5番で躍動!打った、走った、吠えた!

[ 2015年5月14日 05:30 ]

<ヤ・神>2回1死三塁、伊藤の右飛で三走・マートンが生還を狙うもアウトになる(捕手・西田)

セ・リーグ 阪神7―5ヤクルト

(5月13日 神宮)
 阪神マートンが“指定席”の5番に戻って躍動した。

 2回、先頭で新垣のスライダーをとらえ、一塁手の後方にポトリと落とす安打。積極的な走塁で一気に二塁を陥れた。福留の二ゴロで三塁へ進み、伊藤隼の右飛でタッチアップから果敢に本塁へ突入。雄平の好返球で完全アウトのタイミングだったが、捕手・西田に体当たりをかました。

 アウトをコールされてからヤクルトベンチに向かってほえると、両軍ベンチから選手が飛び出し一触即発の状況に。このカードでは13年5月12日と9月14日にも捕手に体当たりを仕掛け、乱闘騒ぎを引き起こしていただけに、球場は騒然となった。

 だが、この日のマートンは集中力が切れない。すぐに冷静さを取り戻し、6回2死の打席でも三遊間を破る左前打で出塁。続く福留の右越え2ランを呼び込んだ。

 打撃不振で10日の広島戦は今季初めて先発を外れベンチで待機したが、出番はなかった。試合が中止となった前日12日には、神宮室内練習場で予定されていたメニューを終えたあとも居残りでバットを振った。黙々と素振りをする姿は自分の心と向き合うようだった。

 マートンの復調を確信した和田監督は先発復帰だけでなく、4月21日DeNA戦(横浜)以来となる5番で起用した。期待に応えた助っ人を指揮官は「(マートンは)5番に帰ったときが勝負。新たなスタートだと思っていた。きょうみたいなつながりが出てくるとね。打席、走塁ともに気持ちが入って、集中力があった」とたたえた。

 昨季、42打数23安打(打率・548)と打ちまくった神宮球場で高らかに復活ののろしを上げたM砲。「いい勝利だったよ」と短いコメントを残し球場を後にした。もう大丈夫。猛虎のカギを握る助っ人は、14日も得意の神宮で快音を奏でてくれるはずだ。

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