巨人・高木勇 交流戦は大谷ターゲット「対戦は楽しみの一つ」

[ 2015年5月12日 05:30 ]

高木勇(左)とトークをする柳田

 今月26日から開幕する日本生命セ・パ交流戦の記者会見が11日、都内ホテルで行われ、12球団から1人ずつ出席。巨人のドラフト3位・高木勇人投手(25)が日本ハム・大谷翔平投手(20)との対戦を希望した。交流戦11年目に突入する今年は、リーグ間の勝敗が賞金に直結するなど新たな取り組みも注目される。

 開幕5連勝を飾るなど活躍する巨人のルーキー高木勇が日本ハム・大谷との対戦を熱望した。各球団の主力が顔をそろえた会見では対戦したい選手として、三菱重工名古屋の先輩である本多(ソフトバンク)を挙げたが、大谷のことを問われると「開幕してバンバン投げているのを見てさすがだなと思う。ビデオも見ていないし、イメージもないですが、対戦は楽しみの一つ」と目を輝かせた。6月9~11日の3連戦(札幌ドーム)では投手としての対決、打者・大谷との対戦で話題を呼びそうだ。

 「(パの打者に対して)自分のボールを覚えてもらうようにたくさん投げる」と曲がりの大きいカットボール「高木ボール」の多投も宣言。高木勇が活躍すれば、チームも昨年に続く交流戦連覇に近づく。

 ▼交流戦の変更点 昨季の24試合制から18試合制に削減。各カードとも本拠地と敵地での3試合を隔年で行うため、優勝チームは決めずに通算勝利数で勝ち越したリーグの6球団と、最高勝率球団に賞金が贈られる。指名打者制はパの主催試合のみで採用。また、昨年まではオールスターゲームで決定していたドラフト会議のウエーバー優先権が、今年からは交流戦で勝ち越したリーグに移行される。

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