通算100Sのサファテ 今季は無失点「優勝のために投げていくだけ」

[ 2015年5月4日 21:27 ]

<ソ・ロ>公式戦通算100セーブを達成し花束を掲げファンの声援に応えるサファテ

パ・リーグ ソフトバンク5―4ロッテ

(5月4日 ヤフオクD)
 1点差に迫られ、9回のマウンドに上がったソフトバンクの守護神サファテが1安打されながらもリードを守り今季9セーブ目、来日5年目でプロ野球史上26人目となる通算100セーブを記録した。

 試合終了後には花束を受け取り声援に応え、お立ち台で喜びを語った。すんなり3人で締められなかったことに「簡単には行きませんね」と一言、それでも「(相手の)チャンスを止めれば勝てると思い、それが出来て良かった」と1死後に走者を出しても、後続を連続三振に切って取った場面を振り返った。

 今季これまで15試合に登板、無失点を継続中だ。「いつかは点を取られると思うが、自分の仕事だけ考えている。優勝のために投げていくだけ」と守護神の役割に集中して、好結果を出し続けてきた。

 昨年自己記録の37セーブを挙げ、今季も順調に数字を伸ばして100セーブに到達したことには「チャンスをくれた球団(所属した広島、西武、ソフトバンク)に感謝している」と、チームの2年連続日本一へ欠かせない右腕はあくまでも謙虚だった。

 ▼大隣の話(先発で7回2失点、4勝目)序盤に点を取ってもらっていいリズムで投げられた。(井口に浴びたソロ本塁打)2本がなければよかったんですが。

 ▼工藤監督の話 もっと楽に勝てると思ったがぎりぎりだった。(8回に2失点のバリオスは)代えるつもりはなかった。ここまで信じてやってきたわけだし、ここで信じないというのはなかった。大隣は前回登板から修正して、ストライク先行でリズムが良かった。

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