大瀬良、やっと今季初白星「1球の重み思い知らされた」

[ 2015年5月4日 20:51 ]

<広・巨>6回表1死、アンダーソンを一ゴロに仕留めた大瀬良
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セ・リーグ 広島3―2巨人

(5月4日 マツダ)
 広島の大瀬良が2失点完投で今季初勝利。今季好投を続けてきながら白星が遠かっただけに「1つ勝ってほっとしています」と笑顔を浮かべた。

 初回にエラーから1点を失ったが、6回に味方が2点奪い逆転。直後に同点アーチを浴びながら9回まで2失点で投げ切り、9回裏には打線がサヨナラ勝ちを決め、大瀬良に今季白星がついた。

 4月7日の巨人戦では完封勝利目前の9回に失点し、試合は延長の末敗戦。28日のDeNA戦は0―0で迎えた9回に失点し1失点完投負けと悔しい負けがあり「何回か9回に1点取られてというゲームが続いて1球の重みを思い知らされた」とかみしめるように話した。

 接戦を制した緒方監督は「(大瀬良)大地が開幕からいいピッチングを続けていて白星がつかなかったんですけど、彼もゲームの終盤に重たい1球を勉強しているので、この教訓を糧にして。状態は良いので、次も最後まで投げ切って欲しいと思います」と期待を込めた。

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2015年5月4日のニュース