谷繁兼任監督、出た!日本記録更新の27年連続安打&本塁打!

[ 2015年5月4日 15:37 ]

<神・中>3回無死、谷繁兼任監督は中前打を放ち、27年連続安打の日本記録を更新

セ・リーグ 中日―阪神

(5月4日 甲子園)
 中日の谷繁元信兼任監督(44)が4日、甲子園球場で行われた阪神7回戦で今季初の安打、得点に続いて初本塁打もマークする大活躍を見せた。安打、本塁打ともに27年連続となり、自身の持つプロ野球記録を更新した。

 「8番・捕手」で先発した谷繁は1―0で迎えた3回、先頭打者として第1打席に入り、阪神先発のメッセンジャーから中前打を放った。今季10打席目で待望の今季初安打を放った谷繁は、大野の犠打で二塁まで進んだ後、大島の右中間を破る二塁打で激走。本塁生還も果たして、今季初得点もマークした。

 これでバットに火がついた。3―0で迎えた4回、1死二、三塁からメッセンジャーのカーブをとらえた打球は、一直線に左翼スタンドへと突き刺さった。左翼ポール際に飛び込む第1号3ランで、今季初打点も一気に3点ゲット。6―0とリードを広げた。

 2日に行われたDeNA8回戦(ナゴヤD)では9回の守備中に本塁でのクロスプレーがセーフと判定され、抗議した際に球審の胸に触れ、プロ27年目で自身初の退場処分。翌3日に、厳重注意と制裁金20万円の処分が科されたばかりだったが、自らのバットで汚名を返上した。

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