福留が孤軍奮闘の2安打2打点「やれることをしっかりやる」

[ 2015年5月4日 08:17 ]

<巨・神>5回2死一、二塁、福留は右前適時打を放つ

セ・リーグ 阪神3―10巨人

(5月3日 東京D)
 まさに孤軍奮闘だ。2打点1得点。阪神・福留が全3得点に絡む活躍を見せたが、阪神の勝利は遠かった。

 「(3回は)最低限の仕事はできた。(5回は)好機だったので、ストライクゾーンに来た球はどんどん振っていこうと思った」。まずは先頭で迎えた2回。右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、1死一、三塁から藤井の遊ゴロの間に先制のホームを踏んだ。続く3回1死満塁では中堅への犠飛で2点目を叩き出した。そして1点を追う5回2死一、二塁では右前適時打。相手先発・高木勇から対戦3試合目でチーム初の適時打も放った。それでも、勝てなかった。

 「自分にやれることをしっかりやっていけばいいんじゃないかな。それだけ。(高木勇とは)対戦も3度目だし、ある程度タイミングが合ってきたというのはある」。シーズンは長い。ベテランは敗戦にも肩を落とすことなく、視線を前に向けた。

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2015年5月4日のニュース