ロッテ 大嶺祐、5回2失点で黒星も手応え 指揮官も評価

[ 2015年4月26日 17:17 ]

<楽・ロ>ロッテ先発・大嶺祐

パ・リーグ ロッテ1―7楽天

(4月26日 コボスタ宮城)
 ロッテ・大嶺祐が、26日の楽天戦(コボスタ宮城)で今季初先発し、5回を投げ6安打2失点という結果だった。チームは1―7で敗れたものの、先発投手として手応えをつかんだマウンドだった。

 初回は3安打1四球でで先制点を与えてしまったが、2死満塁で楽天・後藤への初球にこの日の最速となる148キロをマーク。5回2死二塁でペーニャに左翼線への適時二塁打を許し「一塁が空いていたので、四球でもいいつもりで厳しく攻められればよかった。あの回を踏ん張れれば」と悔やしさをにじませた。

 昨秋に右肘の炎症を発症し、開幕も2軍スタートだった。出遅れていたが、2軍戦では中継ぎとしてアピール。19日のソフトバンク戦(QVCマリン)では2番手として1軍で今季初登板。3回1安打無失点の好投で先発のチャンスを手にした。今季初黒星となったが「これからも先発としてやっていきたい。練習でも長いイニングは投げていなかったので、5回を投げられたのは収穫です」と手応えを口にした。

 伊東監督も「大嶺はよかったね。球自体も内容としてもよかった。きょうの出来なら、十分先発としていける」と太鼓判。落合投手コーチも「直球はよかったので、あとは変化球の精度。次も(先発で)ということになるでしょう。怪我あけなので、故障しないように使っていきたいと」と高く評価していた。

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2015年4月26日のニュース