黒田の怒りに新井も鬼の形相!広島 今季初の2桁11得点

[ 2015年4月26日 05:30 ]

<広・神>6回1死一、二塁、新井は中前適時打を放つ

セ・リーグ 広島11-3阪神

(4月25日 マツダ)
 広島打線に本来の攻撃力が戻ってきた。阪神投手陣に12安打を浴びせ、今季初の2桁得点となる11点を奪った。

 勝利の原動力は3人で5安打6得点の中軸だ。初回1死二塁から3番・丸の中前適時打で先制した。3点リードの5回は先頭の4番・新井が選んだ四球が起点。5番・シアーホルツの来日初長打となる左翼線二塁打で無死二、三塁とすると、下位打線も続き2点が生まれた。3打数2安打2四球1打点と活躍した新井は「こういう試合を増やして投手の負担を軽くしていきたい」と話した。

 打線が活発化した背景には黒田の存在がある。2回、打席の黒田が内角攻めに怒り、両軍が一触即発ムードに。新井も鬼の形相でベンチから飛び出した。「黒田さんは常に、戦う姿勢を見せてくれていると思う」。気迫がチーム全体に広がった。緒方監督も「明日につながるゲーム」と手応えを感じていた。

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