初勝利相手からプロの洗礼…巨人・田口 自滅2敗目

[ 2015年4月26日 05:30 ]

<ヤ・巨>ベンチで唇をかむ田口

セ・リーグ 巨人0-5ヤクルト

(4月25日 神宮)
 巨人・田口が3度目の登板で初めて5回持たず、4回5失点で2敗目を喫した。原監督が「初回が明暗を分けた感じがある」と評したように初回先頭から死球、四球。1死二、三塁からボークで先制点を許し、さらに2点を失った。勝ち気な左腕は「試合に入れていなかった。気持ちも体も。自分のミスです」と悔しがった。

 11日のプロ初登板初勝利はヤクルト戦。3戦続けてリードした実松は、2四球が絡み2点追加された3回を「スライダーを待たれてカウントを悪くした」と配球を反省した。11日に投げ合ったのも1メートルの67の石川。自身は1メートル71と、リーグ2番目の小兵投手で「(小柄でも)10何年もローテーションを守り続けている。そういう投手になりたい」と尊敬する左腕に貫禄を示された形だ。球団記録に王手をかけていたチームの連続3失点以下も15試合でストップ。首位攻防戦に連敗し5カードぶりの負け越しが決まった。初めて同一球団と2度目の対戦となり、研究されて臨んだ19歳。指揮官は「その上をいかなきゃいけないわけだから。それがプロという世界だから」と巻き返しに期待した。

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