吉見、20イニング連続無失点!中日快勝も“新記録”ならず

[ 2015年4月23日 20:52 ]

<中・ヤ>中日先発の吉見

セ・リーグ 中日3―1ヤクルト

(4月23日 ナゴヤD)
 中日は23日のヤクルト戦(ナゴヤD)で3―1と快勝。先発・吉見は7回を6安打9奪三振、無失点と好投し2勝目を手にした。今季3試合目の登板も得点を与えず、これで20イニング無失点、防御率0・00をキープした。

 吉見が危なげない投球をみせれば、打線もしっかりと応えた。0―0で迎えた4回、ナニータ、エルナンデスの安打で1死一、三塁の好機をつかむと、高橋周が右中間へ2点適時三塁打を放って先制。7回には2死二塁から福田の左中間三塁打で加点した。

 投打がガッチリかみあっての快勝だが、セ・リーグ新記録達成はならなかった。開幕3連敗スタートから一転、7連勝で一気に上位へと浮上した谷繁竜。4月に入ると、3日の広島戦(ナゴヤD)を皮切りに、15日の阪神戦(同)まで3戦連続を含む計5度のサヨナラ勝ちを決めた。月間6度ならセ・リーグ新記録で、55年7月の阪急に並ぶプロ野球タイ記録だったが、この日で4月の主催試合は終了。残る6試合は敵地のため、サヨナラ勝ちの可能性はなくなった。

 ◆中日 4月のサヨナラ試合
 3日 延長10回 3―2広島
 5日 延長12回 5―4広島
12日 延長12回 3―2DeNA
14日 9回 3―2阪神
15日 9回 2―1阪神

続きを表示

この記事のフォト

2015年4月23日のニュース