3年目高田がお膳立て!ソフトB中村晃 サヨナラ押し出し

[ 2015年4月23日 05:30 ]

<ソ・楽>9回2死満塁、サヨナラの押し出し四球を選び中村晃(左から3人目)はナインから祝福され笑顔

パ・リーグ ソフトバンク2-1楽天

(4月22日 ヤフオクD)
 ソフトバンクが底力を発揮した。1―1の9回2死から3年目の高田が右翼フェンス直撃の二塁打を放つと、ここから選手層の厚さを見せて代打攻勢をかけた。吉村と明石を送って福山に重圧をかけ、最後は3連続四球で今季2度目のサヨナラ勝ち。突破口を開いた24歳の左打者に対し、工藤監督は「いい働きをしてくれた」とねぎらった。

 高田は12年ドラフト1位・東浜と同じ亜大出身で、同3位で同期入団。本多の離脱もあり、今季4度目の先発出場だった。プロ初の3安打を記録し「少ないチャンスの中で迷っていてもしようがない。来たボールを打つ。それがいい結果につながった」。高田の一打から2死満塁と好機が広がり、選球眼に優れる中村晃がストレートの四球を選び「僕らしい」と初のサヨナラ打点を笑った。

 ▼ソフトバンク・李大浩(イ・デホ)(7回に2戦連発となる同点の左越え4号ソロ)試合の流れを渡さない、いい一撃になった。

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2015年4月23日のニュース