国学院大逆転サヨナラ!走者追い越しの山崎が汚名返上V打

[ 2015年4月17日 05:30 ]

<国学院大・拓大>サヨナラ打を放った山崎

東都大学野球第2週第2日 国学院大3―2拓大

(4月16日 神宮)
 東都大学野球リーグは16日、2回戦2試合が行われ、国学院大と専大がそれぞれ連勝で勝ち点を挙げた。国学院大は拓大に3―2の逆転サヨナラ勝ち。山崎剛内野手(2年)が決勝の右翼線適時二塁打を放った。専大は亜大を2―1で下し、98年春以来34季ぶりの開幕4連勝。勝ち点を2とし、単独首位に立った。

 バンザイポーズでナインの輪に飛び込んだ。9回、同点に追いつきなお2死二塁。国学院大・山崎が右翼線を破るサヨナラ二塁打を放ち「(サヨナラ打は)記憶にない。打順の巡り合わせでサヨナラの場面で回って来ると。絶対に決めると思っていた」と振り返った。

 汚名返上の一打だった。チームの今季開幕戦となった前日の拓大戦で3安打しながら、一塁走者として二塁走者を追い越してアウトになる、ボーンヘッドを犯していた。寮に戻ると鳥山泰孝監督から「甘っちょろい」と叱られた。気持ちを切り替えて臨んだ一戦で、チームを2連勝に導いた。

 チームはこのオフ、スイングスピードを月1度のペースで計測。競争心をあおるため結果はベンチに張り出された。山崎は「自分は115キロで下から10番目くらい。でも、タイミングが合えば打てる」と、持ち味のミート力に胸を張った。

 ▼拓大・内田俊雄監督(サヨナラ負けに)尾松は責められない。仕方がない。

続きを表示

2015年4月17日のニュース