田辺監督、森の働きを評価「先輩を引っ張っていくような活躍」

[ 2015年4月15日 22:35 ]

<西・楽>8回無死、森が右中間にこの日2本目の本塁打を放つ

パ・リーグ 西武14―2楽天

(4月15日 西武D)
 西武が大量得点で楽天に勝利した。

 2回に先制されたものの3回に6安打をまとめて逆転。4回にはメヒアの2号3ランでリードを広げ、続く森にも今季初本塁打となるソロが飛び出した。森は8回にもこの日2本目となるソロを放ち、この試合3安打4打点と大活躍を見せた。

 「自分だけではなく、他の選手も打っていたので気楽に打席に立てた」と試合を振り返る森は4回の今季初本塁打を「メヒアの本塁打の後に、どさくさに紛れて打った」とコメント。8回のこの日2本目のアーチについては「本塁打を狙ったわけではなく、ヒットを打てたらと思っていたら、うまいこと打球が上がってくれた」と語った。

 その後も2年目の大砲は「(本塁打の)数字にはこだわらない」など、自身の打棒に対して控えめな回答が続いた。するとファンからは30という具体的な数字の声が飛び、「30本塁打を打てたら良いと思います」と照れ臭そうにその声に応えた。

 田辺監督は森の2発を「打線の勢いに乗って打たせてもらったようだった」と評価。さらに「大げさに言えば、先輩を引っ張っていくような活躍をしてくれた」と母校・大阪桐蔭出身の浅村、中村にも劣らない働きぶりに目を細めていた。

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