オリ新外国人補強検討 4番候補&救援投手リストアップへ

[ 2015年4月14日 09:00 ]

低迷が続くオリックス

 昨年オフに大型補強に成功したオリックスが、再び補強に動く可能性が出てきた。2勝12敗1分けと借金10の惨状に、瀬戸山隆三球団本部長は「ブランコはもう少しで戻ってこられるかもしれないが、外国人のリストを作成して検討する」と明言。4番候補と救援投手をターゲットに、ひとまずは補強策を進める方針を示唆した。

 70人の支配下登録枠は残り2つ。現状、どのように枠を使うかは未定だが離脱中の金子、比嘉、ブランコらの回復状況を見据えて、獲得候補を絞り込むという。さらに同時進行で、育成選手からの支配下登録も検討。右肘の手術を受け、今季から育成選手となった近藤が、すでにウエスタン・リーグで先発復帰しており、同本部長は「登録の可能性はある」と“補強候補”に挙げた。

 1、2軍コーチ陣の入れ替えについては同本部長も否定しており、まずは新助っ人獲得を優先するもよう。今後は金銭交渉やビザ発給など、1軍の戦力になるまで最低1カ月はかかるため、ひとまず2軍も含めた現有戦力が頼みだ。金子、平野佳のFA残留資金も含めると総額50億円超ともいわれた補強が、再び始まるのか。注目が集まる。

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2015年4月14日のニュース