中日バルデス かつてのチームメート、虎ゴメスを警戒

[ 2015年4月14日 05:30 ]

中日のバルデス

 来日初勝利は「旧友斬り」でつかみ取る。14日の阪神戦(ナゴヤドーム)に先発する中日のラウル・バルデス投手(37)が13日、かつてドミニカ・ウインターリーグでチームメートだったゴメス封じに自信を見せた。

 「06年ごろから一緒のチームでやっていて、10年からは相手チーム。食事したこともあるし、仲は悪くないよ。パワーのある打者だし、失投しないことが一番大事だね」

 キューバからドミニカ共和国に亡命した異色の経歴を持つ左腕。そのドミニカ共和国出身の相手の主砲の特徴は知り尽くしている。「球が浮くとやられるので、コースを間違えないようにしたい」と自慢のコントロールで料理する意気込みだ。

 3月28日の阪神戦(京セラドーム)では6回3安打無失点と力投したが、今回も投げ合う岩田も快投したため勝ち負けはつかず。2日の巨人戦(ナゴヤドーム)で6回1/3を2失点、8日のヤクルト戦(神宮)でも7回2/3を1失点に抑えたが、いずれも白星はならなかった。チームは本拠地ナゴヤドームでは今季8勝1敗。京セラドームの開幕カードで3連敗した阪神にお返しするとともに、自身にとっても来日初勝利の相手にしてみせる。

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2015年4月14日のニュース