マー君、制球に乱れ…今季初勝利も「僕自身は仕事ができなかった」

[ 2015年4月13日 13:41 ]

今季初勝利も試合後の会見で淡々と記者の質問に答える田中将大

ア・リーグ ヤンキース14―4レッドソックス

(4月12日 ニューヨーク)
 5回4安打4失点で今季初白星を手にしたものの、ヤンキース・田中は「僕自身は仕事ができなかった」と不満げに振り返った。

 初回に味方打線が一挙7点の大量援護。3回までは無得点に抑えていたが、4回に崩れた。先頭オルティスに四球を与えると2暴投で無死三塁に。続くラミレス中犠飛を許して1点を献上。その後も単打と四球、さらに守備の乱れも絡んで満塁のピンチを招き、8番のボガーツに2点適時二塁打を浴びた。

 5回には2死からラミレスにソロ本塁打を被弾。5回を終えて投球数は97球に達したため、この回限りでの降板となった。この日も細かい制球は定まらず3四球。「締まらない展開にしてしまって情けないが、そういう中で勝てて良かった」と気持ちを切り替え、次戦に向け「少しずつ状態を上げていければ」と前を向いた。

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2015年4月13日のニュース