ヤク3連続押し出し 開幕から3失点以下14戦で止まった

[ 2015年4月13日 05:30 ]

<巨・ヤ>3回、マウンドに集まる杉浦(右から2人目)らヤクルトナイン

セ・リーグ ヤクルト1-6巨人

(4月12日 東京D)
 鉄壁を誇ったヤクルト救援陣がついに崩れ、プロ野球記録となった開幕からの連続試合3失点以下は14で途切れた。真中監督は先発の杉浦からの継投の遅れを反省した。

 「杉浦は6回に球が上ずっていた。1年間ローテーションを守ってほしい投手だから7回くらいはと考えたが、少し(継投が)遅かった」

 6回まで無失点の杉浦は、1点リードの7回にセペダの四球から1死一、三塁のピンチを招く。ここで左腕・中沢を投入したが、代打・高橋由、亀井に連続四球で同点とされ、代わったオンドルセクも2つの押し出し四球を与えた。救援陣はここまで防御率0.90だったが、6戦連続の1点差試合による登板過多も、ベンチの判断を鈍らせた。

 計10四球の2桁与四球は9イニングの試合では、12年8月17日の阪神戦(神宮)以来3年ぶり。3連投の中沢は「左打者を抑えられなきゃ意味がない」とうなだれていた。

 ▼ヤクルト・杉浦(6回1/3を6安打2失点も3敗目)守りに入らず攻めようと思ったが、(7回の)セペダの四球は無駄。あそこを粘り切れないと勝ちはつかない。

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2015年4月13日のニュース