デーブ監督 松井裕の好リリーフを評価「日々成長を感じる」

[ 2015年4月10日 22:46 ]

<楽・オ>今季初めてのお立ち台に上がった松井裕(右)はレイと一緒に「バーン!」

パ・リーグ 楽天5―2オリックス

(4月10日 コボスタ宮城)
 楽天は悪天候での試合を制し、引き分けを挟んでの3連勝を飾った。

 激しい雨が降りしきる中で行われたこの日の試合。先発のレイは集中力を切らさずに力強く腕を振り続け、4回に守備の乱れから失点するも、7回途中まで投げ、6回0/3、3安打2失点で今季2勝目を手にした。

 「雨でマウンドの状態が悪かったので、シンプルな投球を心掛けた。結果がついてきてよかった」とレイは開幕カードの日本ハム戦に続く白星に笑顔を見せた。

 終盤の8回、2死満塁とピンチを迎えて登場したのは松井裕。この場面で代打・竹原を空振りの三振に斬ってとり、イニングまたぎで今季3セーブ目、本拠地・コボスタ宮城では自身初となるセーブを挙げた。「準備はできていた。監督からは“三振を取ってこい”と言われていた」と若き守護神は8回の場面を振り返った。

 大久保監督は「選手、コーチをはじめ、みんながしっかりと準備しているおかげ」とチームの連勝を語り、「異常なグラウンド状態の中でよく投げてくれた」とレイの92球を称えた。

 さらに指揮官は8回にピンチの場面で登板し、9回は四球を出しながらも相手に得点を許さなかった松井裕を「悪天候の中、しっかりとゼロに抑えてくれた。日々成長を感じる」と高く評価していた。

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