ハム大谷「最少失点でいく」 12日熊本でソフトB戦先発へ

[ 2015年4月10日 05:30 ]

羽田空港から鹿児島へ出発する日本ハム・大谷

 かつての大エースの道を行く。日本ハムは9日、東京から九州遠征へ出発。大谷は今季3度目の登板が予定されている12日のソフトバンク戦(熊本)に向け「特に意識はない。最少失点でいければ(勝てる)チャンスがある」と意気込んだ。

 現在、チームは09年以来の7連勝中で単独首位に立つ。同年はダルビッシュ(現レンジャーズ)の勝ちから9連勝を記録。大黒柱は連勝中に3勝し、優勝へ走る弾みをつけた。一方の大谷は「二刀流」で勝負だ。連勝初戦の1日のロッテ戦(QVCマリン)で勝利打点となる今季1号を放つと、4日のオリックス戦(京セラドーム)では7回2失点で白星。11日のソフトバンク戦(鹿児島)で先発予定の上沢が勝てば、12日に大谷に連勝中3度の勝利に貢献できるチャンスが回る。

 「上沢さんも調子が良い。2人とも良い流れでいければ」。昨季は屋外で8試合に登板し6勝無敗。中でも函館であった5月13日の西武戦ではプロ初完封を飾り、屋外、地方球場には相性がいい。9連勝へバトンを託されれば、162キロ右腕はきっと期待に応える。

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2015年4月10日のニュース