大リーグ平均年俸は約5億円 100万ドル超508人、日本人は9人

[ 2015年4月6日 17:45 ]

笑顔を見せるヤンキースの田中 (AP)

 AP通信は5日、米大リーグの開幕メンバー(故障者リスト入り選手らを含む)868選手の年俸に関する調査結果を発表し、平均額は419万9030ドル(約4億9970万円)に達した。400万ドルを突破するのは初めてで、昨年の394万9068ドルから6・3%増だった。

 また、508人が100万ドル(約1億1900万円)オーバーで、最高はドジャースと7年総額2億1500万ドル(約255億8500万円)の契約をしたクレイトン・カーショー投手(27)で、年俸は3100万ドル(約36億9000万円)、2位はタイガースのジャスティン・バーランダー投手(32=タイガース)で2800万ドル(約33億3000万円)、3位もドジャースのザック・グレインキー投手(31)で2700万ドル(約32億1000万円)。ドジャースは上位2投手の年俸だけで69億円となっている。

 日本選手でトップは、ヤンキース・田中将大投手(26)で、15位タイの2200万ドル(約26億4000万円)。次がレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(28)で112位タイの1000万ドル(約11億9000万円)、135位にレッドソックスの上原浩治投手(40)の900万ドル(約10億円)が付けている。マリナーズの岩隈久志投手(33)が182位の700万ドル(約8億3300万円)、カブスの和田毅投手(34)とジャイアンツの青木宣親外野手(33)が278位の400万ドル(約4億7600万円)、レッドソックスの田沢純一投手(28)が389位の225万ドル(約2億6800万円)、イチロー外野手(41)が402位の200万ドル(約2億3800万円)、レンジャーズの藤川球児投手(34)が494位の100万ドル(約1億1900万円)となっている。

 球団別総額ではドジャースが2億7022万6335ドル(約321億6000万円)で2年連続首位で、ヤンキースが2億1871万3571ドル(約260億円)で2位。最下位がアストロズが 6913万9200ドル(82億2900万円)となっている。

続きを表示

2015年4月6日のニュース