巨人 阪神戦通算1000勝達成!連日の阿部捕手ハマって連敗も脱出 

[ 2015年4月4日 21:06 ]

阪神戦1000勝を達成し手で1000を作って喜ぶ(左から)片岡、ポレダ、阿部

セ・リーグ 巨人9―5阪神

(4月4日 東京D)
 巨人が阪神に打ち勝ち、プロ野球史上初の同カード通算1000勝を達成した。阿部が捕手、一塁に井端、二塁に片岡を配置した連日の必勝布陣。前日3日にハマらなかった原監督の采配が2度目で成功した。

 3回2死一、二塁で片岡の左越え3ランを放ち先制。一度は同点とされたが直後の6回1死一、三塁の好機で阿部が右前に勝ち越しタイムリー。波に乗る打線は、この回途中に代わった阪神2番手の石崎を攻め打者一巡の猛攻。一挙6点のビッグイニングをつくった。
  
 先発ポレダは粘りの投球で6回を3失点にまとめ来日初勝利。「水鉄砲打線」が2桁安打を放った巨人は連敗、そして最下位も脱出した。

 阪神は先発の岩田が味方が同点に追いついた6回につかまり、阿部に勝ち越し打を浴びた。満塁のピンチに2番手で登板したルーキーの石崎は、2つの押し出しなど不本意なピッチング。伝統の一戦の重圧にのまれた。

 打線は6回にマートンが一時同点となる2点適時打、勝ち越された7回には上本が今季1号となる2ランを放つも反撃はここまで。チーム貯金がなくなった。

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