工藤監督初白星に笑顔 勝因は内川のヘッドスライディング「みんなが変わった」

[ 2015年3月28日 16:17 ]

<ソ・ロ2>ウイニングボールを手に孫オーナー(左)と笑顔で握手を交わす

パ・リーグ ソフトバンク4―2ロッテ

(3月28日 ヤフオクD)
 公式戦初勝利を飾ったソフトバンク・工藤監督の表情は、満面の笑み。ウィニングボールを手にした時に勝利を実感をしたといい「嬉しいです。ありがたかったです」と1勝の喜びをかみしめていた。

 4番に座った新キャプテンの内川が、前日27日の悔しさを晴らす3安打3打点猛打賞の活躍。最初の打席で放った二塁打ではヘッドスライディングもみせた。「ヘッドスライディングをみせてくれたことで、みんなが変わった。そこで勢いがついた」と指揮官はたたえた。

 序盤に2失点するも、その後粘りの投球をみせたスタンリッジには、「点をとられた中でも、我慢のピッチングをしてくれた」と評価。その後はバリオス、サファテと得点を許さず勝利をつかんだ。「当分はこのかたちでしっかりつくっていきたい。うちの素晴しいリリーフ陣、まだ出てないピッチャーがいるので期待していただきたい」と語った。

 「3連戦は常に勝ち越すことが目標。今日以上に気をひきしめてやっていきたい」と新指揮官が抱負を語れば、内川も、「キャプテンに指名してくれた監督のためにも、明日からも頑張らないとと思います」と勝って兜の緒をしめていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月28日のニュース