マエケン7回124球…苦心の投球も5年ぶり開幕白星ならず

[ 2015年3月28日 05:30 ]

<広・ヤ>3回無死、前田健は川端の一塁への打球でベースカバーが遅れ内野安打を許し天を仰ぐ

セ・リーグ 広島2-4ヤクルト

(3月27日 マツダ)
 敗戦の責任を背負い込んだ。2年連続5度目の開幕投手を務めた広島・前田健は淡々とした口調で自らの投球を敗因に挙げた。

 「ヒットもたくさん打たれたし、リズム良く投げられなくて、チームに流れを持ってくることができなかった」。7回7安打2失点。確実に試合を作ったが、チームに勝利を導くことができなければ、意味はなかった。

 立ち上がりから制球に苦しんだ。初回、3本の安打を許して先制点を失うと、その後も苦心の投球が続く。「球数が多いということは、自分の狙ったボールが少しずつ外れていたということ」。

 7回で124球を要するなど、本調子ではないのは分かっていた。それでも使命感が体を突き動かす。一塁側スタンドで早穂夫人や両親が見守る中、死力を振り絞った。

 初めて開幕投手を務めた2010年以来、5年ぶりの開幕勝利はならなかった。「きょうを次に生かして、次からはしっかりした投球がしたい」。シーズンでフル回転するために、苦い思いは必ず、糧にしてみせる。

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