静岡・村木 9回絶体絶命救ったフォークは“プロ仕込み”

[ 2015年3月28日 05:30 ]

<木更津総合・静岡>2失点完投勝利の静岡・村木(中央)はナインと勝利のタッチを交わす

第87回センバツ高校野球第7日・2回戦 静岡4―2木更津総合

(3月27日 甲子園)
 2点差に詰め寄られ、なお9回2死一、二塁で静岡の村木が投じた最後の134球目はこの春から本格的に使い始めたフォークボールだった。

 打者のバットが空を切り「粘り強く投げられた」と汗を拭った。静岡OBで元南海の大久保学氏に入学時から指導を受ける。「甲子園は本塁が近く感じて高めに浮いた。とにかく低く」と経験談を交えた助言を胸に臨んだ。浴びた14安打は全て単打で「低めに集まったおかげ」と誇らしげだった。

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2015年3月28日のニュース