黒田 ジーターのスター性に舌巻いた「やっぱり持っている」

[ 2015年3月21日 14:58 ]

広島の黒田

 広島の黒田博樹投手(40)が21日に放送されたTOKYO FM「TOYOTA Athlete Beat」に出演。メジャー時代の思い出を語った。

 ドジャース、ヤンキースの通算7年間で79勝79敗の成績を挙げた黒田。メジャー最終登板は8回2失点と好投しながら救援が打たれ、勝ち星はつかなかった。だがこの試合はヤンキース一筋を貫いたデレク・ジーター氏(40)にとっての本拠地最終戦でもあり、ジーターがサヨナラ打を放ち有終の美を飾った。

 黒田からすればあと1イニング投げればシーズン200イニングに到達するところだったが、「ポジティブに解釈すれば、僕が200イニング投げていたら、ジーターのサヨナラヒットは生まれていなかったと思うので、そういう意味ではジーターが持っていたのかなという感じです」と表現。

 この日の試合は大雨警報で中止になるかもという予報もあったが、ふたを開いてみれば試合開始時間を遅らすこともなく行われることに。慌てて黒田がブルペンに入るとヤンキースタジアムの上に虹がかかっていたという。「ジーターだなと思いました。やっぱり彼は持っているんですよね。対照的すぎて、僕が」とジーターのスター性に舌を巻いていた。

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