長野 7番・右翼で復帰…即手応え!安打&激走「問題なく」

[ 2015年3月21日 05:30 ]

<巨・日>7回無死、長野は左前打を放ちホッとした表情を見せる

オープン戦 巨人3―9日本ハム

(3月20日 東京D)
 巨人・長野が東京ドームに帰ってきた。1軍に合流し、「7番・右翼」で先発出場。初回の守備に就くと、歓声に沸く右翼スタンドに向かって帽子をとって頭を下げた。「たくさんの声援を送っていただきました。問題なくできたと思います」

 7回先頭の第3打席はクロッタの初球、低めの148キロ速球を左前へ運び、復帰即初安打。それ以上に好感触をつかんだのは5回2死の2打席目だ。「低めの変化球を見極められた」と追い込まれてから粘り、白村に9球を投じさせて四球を選んだ。小林の四球の後、代打・亀井の左中間2点二塁打では二塁から全力疾走で生還した。

 昨年11月に右肘と右膝を「ダブル手術」。春季キャンプは2軍で過ごし、地道なリハビリを乗り越えて、開幕スタメンの見通しが立った。原監督は「1本出たし、全く不安を見せずにプレーしているところは評価できる」と安どの表情。故障などで戦力がそろわず、オープン戦は貧打が目立っていたが、長野の復帰は大きい。「結果にこだわってやりたい。開幕で名前が呼ばれるようにしたい」。やはり巨人打線に背番号7は欠かせない。 

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