ヤクルト 奥村“初安打初打点”マーク!指揮官「今後が楽しみ」

[ 2015年3月18日 19:48 ]

<練習試合 ヤ・神>7回無死三塁、奥村は適時二塁打を放ち笑顔

 巨人にFA移籍した相川の人的補償として加入したヤクルト・奥村が18日、阪神との

練習試合(神宮)で「初安打初打点」をマークした。

 5回から川端の代走として出場。3―1の7回無死三塁で迎えた第1打席、松田の143キロ直球をはじき返し、左翼線二塁打とした。「きょうは思い切った打撃をしようと思った。走者がいたので還せてよかった」と笑顔をはじけさせた19歳。雄平の適時打で5点目のホームを踏むと、ベンチで先輩たちから手洗い祝福も受けた。

 17日の巨人との練習試合(神宮)では二塁で無難な守備を見せたものの、打撃では2打数無安打。この日は三塁守備に加えて、バットでも存在感を見せた。真中監督も「対応力は素晴らしい」と評価したものの、チーム事情から今後はファームでの調整となる。指揮官は「今後が楽しみな選手なので、気にして見てみたい」と話した。

 練習試合ながら1軍で2試合の経験を積み「雰囲気を味わえたのは凄くプラスになると思う」と振り返った奥村。「ショート、セカンド、サード、どこでも守れることが目標。まずはファームで失策をしないように、一つ一つ大事にやっていきたい」と力強く前を見据えた。

続きを表示

2015年3月18日のニュース